2011年05月07日

宅建民法読解の基本

本日は保証債務の基本知識について、解説いたします。
保証債務の性質について、3つありましたね。
1.保証債務の付従性(ふじゅうせい)
2.保証債務の随伴性(ずいはんせい)
3.保証債務の補充制
特に重要なのは、付従性です。下図で説明しますのでご覧ください。
債権者A→債務者B
     \
     保証人C
付従性の性質をまとめでみますと次のようになります。
①主たる債務が保証債務が成立せず、主たる債務が消滅すると保証債務も消滅する。
②主たる債務者Bに生じた効力は、原則として保証人Cに及ぶ。
③保証人Cに生じた効力は、原則として主たる債務者Bへ及ばない。
③については、連帯債務とのちがいです。(保証債務と連帯債務のちがいです。)
暗記方法としては、保証債務は、水が上から下へ流れるイメージで覚えましょう。icon24
他の性質については、また後日解説いたします。  

Posted by レットキング at 07:33Comments(0)民法(保証・連帯債務)